なるべく手作り食に近い品質のドッグフードにするためにこだわったことがあります。
それらの栄養と新鮮さを保ちつつ、
長期保存のきくドライフードにする。
科学的な添加物は使わずに。
たんぱく質を劣化をさせない低温低圧調理法。
たんぱく質をできる限り劣化させず、ちゃんと調理してあげるために、60℃という低温低圧での調理を選びました。
穀物や野菜の栄養をたっぷり消化吸収するためのひと手間
穀物をちゃんと調理することで、穀物は胃で消化吸収しやすい状態に変化(アルファー化といいます)して、肉だけでは得られない栄養を吸収することができるようになります。
低温低圧の調理方法だけでは、穀物はきちんと調理できず半生状態になってしまいます。
だから穀物の調理は、肉とは別に行います。
はじめに穀物をアルファー化させておき、それを冷ましてから、肉と混ぜて低温調理するのです。
体内の乳酸菌を増やすためのひと手間
しかし食物繊維はアルファー化した穀物には、ほぼ含まれていません。
だからアルファー化していない穀物も必要となります。
「わんこのおいしいごはん!美味もぐ。」は、使用する穀物の内80%を前段階で調理してアルファー化します。
その後、生肉と混ぜ合わせる際にアルファー化していない穀物を20%加えます。
これにより、体内の乳酸菌が増え、乳酸菌の力を借りて、自力で消化吸収する力を持つ体作りができるようになります。
(※ただし、便の量は若干増えます。しかし、多めの便をするほうが、犬の健康のためにはいいのです。)
穀物を100%アルファー化すると、消化吸収率が上がり、便の量も少なくなります。
しかし、犬の腸内では善玉菌が減り、大腸菌に偏ってしまいます。
すると、ガスがたまりやすくなり、便臭も強くなります。
なので、消化吸収率が高すぎるフードは、便臭を抑えたり、ガスを減らすために、抗菌剤の添加が必要になってしまいます。
胃腸を丈夫にするためのひと手間
だから快適に働いてくれる健康で丈夫な胃腸であることが重要です。
胃腸をむやみに甘やかしてはいけません。
胃腸に適度に仕事をしてもらうことで、丈夫で健康な体へと導きます。
そうした理由から、「わんこのおいしいごはん!美味もぐ。」は、無発泡製法です。
無発泡だと腹持ちも良くなり少ない量でも満足感が出ます。
結果としてダイエット食にもなるわけです。
高温高圧状態から急激に外気に出すと、でんぷんが膨らんで発泡します。
発泡したフードは、やわらかくて胃の中ですぐにとけますので、胃腸にとっても負担がありません。
しかし、それでは、胃腸が働かなくなり、退化してしまいます。
退化すると、胃腸壁が弱くなり様々な雑菌にも感染しやすくなります。
そうなると、ちょっとした事で下痢をしたり、血便が出やすくなったりします。
また、腹持ちが悪く、たくさん食べないと満足感も出ないので、食べ過ぎになり、太る原因ともなりかねません。
病弱で太りやすい体質になってしまう可能性が高まるわけです。
雑菌の繁殖と劣化を防ぐためのひと手間
雑菌は水分の多いところで繁殖するのです。
じっくり行う低温低圧調理によって、約15%まで水分を落とし、ほとんどの細菌を繁殖できなくします。
さらに調理後、約10時間、約70℃の温度でじっくりと乾燥させることで、約5%まで水分を落とし劣化を防いでいます。
ビタミンやミネラルは多品種の原材料から
ただし、食材も新鮮さを重視しているため、その時とれたものをなるべく早く調理するため、季節などで栄養にばらつきがあり、時には添加せざる終えない場合もあります。
しかし、基本的には互いの栄養素が作用しやすいさまざまな自然の原材料から取れるように考え、単体添加はできる限りしないようにしています。
抗酸化力の強い原材料
そうした素材の持つ天然の力を最大限に利用して、劣化を防止しています。
アレルギー対応を考えた原材料
また、一定のたんぱく質だけを食することも、アレルゲンの原因となる可能性がありますので、多種類の肉を一緒に摂ることも重要だと考えています。
調理油は、バージンオイル(酸化度0)を使用
調理油の新鮮さは、栄養満点の料理を作るのにとても重要なことです。
体内改善、免疫力強化、アレルギーに強い体が美容の基盤
多品種の食材を食べ、体内の善玉菌を増やし、より栄養を摂取しやすい体となっていくことで、よりアレルギーに強く、より免疫力も強化され、より体内の代謝を良くし、ますます美しい毛並みとなり、強く美しい体作りができるのです。
ストルバイト結石(尿結石)対策
多種類の生肉やその他の良質のたんぱく質と、尿を酸性にする必須酸性アミノ酸メチオニンがその苦しみを和らげます。
「わんこのおいしいごはん!美味もぐ。」は、メチオニンを多く含む魚肉を使用することで、ストルバイト結石に対応しています。